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2017年6月22日 (木)

尺八中継ぎのゆるみ修理をしてみよう!   <まとめ>

2017062204

尺八の中継ぎのゆるみを修理くらいしてみようsign03
 (上塗りのみ)
 
尺八は、上管・下管に分割できるようになってますが、
長所としては、かさばらず携帯に便利
短所としては、抜き差しを繰り返すと”ゆるみ”がくる。
 
塗ってある「漆」が摩耗したり、漆自体が収縮するようです。
なるべく、普段は、つなげたままにしているのですが、
それでも、ゆるむ!
なので、定期的に漆を重ね塗りしないといけない。
 
通常、買った製管師さんのところへ持ってゆくと、
大概無料でしてくれる。が、数日は待たされるし
天候の具合では、もっとかかることもある。
それに・・・・・
行くとまた余計なものを買ってしまう恐れが・・・wobbly
 
そんなこんなで、自分でやってみることにした。
2017062202_2
前回は、カシューを使ってみたが、色々聞いてみると
やはり、天然の漆の方が良いようなので、
思いきって、どうせなら良いのにしようかと
●日本産の天然漆、黒呂色を買ってみた。
あと、希釈用にテレピン油
●刷毛は、そうこだわらなくてもいいかとそのまま
塗りやすいように少し先を切りそろえました。
 
●温度・湿度計、これは使ってたものを流用。
2017062201
漆は、どうしてもカブレル心配があるので、
●作業用のゴム手袋
・・・箱入りで数百円でどれだけ入っているんだってくらいある。
●乾燥用のムロの代用にプラスチックハードケース
・・・結果、段ボールの方が良かったかもしれません。
 
作業工程は
1 刷毛は、テレピン油で洗う。
  不要な油分があると固まらないらしい。
2 漆とテレピン油を同量程度混ぜる
3 刷毛を使って均一に塗る
4 ムロに入れて乾燥(厳密には硬化)させる。
   漆は、湿気を吸って硬化するそうだ。
 *湿度と温度の管理が重要
 
・漆が乾くのに最適とされる条件
  湿度 70%~85%
  温度 24℃~28℃
  環境 空気の動かない場所
2017062203_3
前回、カシューを塗った尺八は、ペーパーをかけて
はがし、改めて漆を塗りました。
比べてみると、漆とカシューでは全然違います。
漆は、硬化すると硬いのに何とも言えない
弾力を感じるが、カシューにはそれがない。
塗るのも、漆の方かきれいに塗れます。
やはりホンモノには、固有の良さがありますね。
 
あと、難しいのは湿度の管理でしょうか。
ハードコンテナで密封すると湿度が
上がりすぎます。ふたを適当にずらして
調整する必要があります。
木箱や段ボールのように吸湿性のある
素材のものの方がどうやら良いみたい。
温度は、この時期問題なしでした。
温度・湿度計は、必須ですね。
 
あと反省点は、多分、もう少し漆を薄めて
何度か重ねて塗った方が良かったのかもしれません。
尺八3本に縫ってみましたが、
余り、ゆるみが大きくなかったせいか、
1本は2回、あとは1回だけで大丈夫のようです。
吹いてみましたか、特に不具合はないようです。
 
とりあえずは、なんとかなりましたが、
変な事をしてないか心配です。coldsweats01

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