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2011年8月21日 (日)

幻奏会・おとづれ会 夏季研究会  奈良県社会教育センター

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夏季研究会

2011年8月21日(日) 9:00~16:00

奈良県社会教育センター 会議室

午前 夏季研究会

 曲目 砂丘の詩 (野村正峰 作曲)   講師 吉元仙山師

     新娘道成寺 (石川勾当 作曲) 講師 小山紫津都師

午後 新都山流大阪府支部定期演奏会下合わせ 

 曲目 北海民謡調 (宮城道雄 作曲)

     初鶯 (宮城道雄 作曲)

<写真は、新娘道成寺>

新娘道成寺は、今回、九州系地歌ということでした。

地歌も流派により、少しずつ違う。

かいつまんで云うと、

継承・伝播の途中で少しずつ変遷したということらしい。

その違いは、楽譜には載ってはいないので、習って合わせるしかない。

尺八に合わせるか、糸方に合わせるかの選択を迫られるが、

最近では、尺八が合わせて演奏することが多いそうな。

あと地歌の基本は、

三味線・歌 5 箏 3 尺八 2 の割合が理想なのだそうな。

  ・・・要は、尺八は出しゃばらないということ。

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★ご存じない方の為に

同じ曲でも尺八の旋律は、都山流と琴古流では違う。

・・・・・ここで簡単に (チト乱暴ですが(^。^;))、尺八の流派に関する解説

●元々、仏教の中のある宗派では、お経をあげる代わりに、尺八を鳴らしたり

修行のひとつとして尺八が使われていたんですね。

虚無僧尺八等がコレ、各地にその流れをくむ流派が今も点在。

●江戸時代に、その中から、より音楽的なものを求める流派がでてきた

これが “琴古流(きんこりゅう)” 地歌(古曲)・古典本曲中心

●明治時代、文明開化と共に、新しい音楽の潮流が生まれ、

尺八の世界からも、西洋音楽的要素を取り入れた流派が生まれた。

これが、“都山流(とざんりゅう)”

都山流は、特に宮城道雄師 とタッグを組んで隆盛を極めることとなる。

最近は尺八人口も減ったとはいえ、まだ第一の勢力ではある。

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こんなことから、それぞれの流派には演奏する曲、得意な分野も分かれるが、

地歌の分野では、琴古流の方が、糸方さんの受けがいい。理由は、

地歌は、同じ旋律を、歌も尺八もなぞる「ユニゾン」が基本。

琴古流はその伝統を守っているんですが、

都山流は、少し違って尺八独自の旋律的要素が入った手付け(編曲?)に

なっているため、

ユニゾンに慣れている人には、ちょっとメンドクサイのでしょうかね・・きっと・・・^_^;。

地歌の世界も奥が深いです。

午後からは、演奏会に向けての下合わせです。

おとづれ会は、糸方さんが、宮城系の方ですので、

当然演奏するのは、宮城道雄の曲です。

北海民謡調はともかく、初鶯は、大勢で合わせるのは結構大変です。

一人でやるのはもっと大変ですけどね。(∂。∂; アハハ…

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コメント

イイネ!(あら?イイネボタンがない)

投稿: キャシー | 2011年8月23日 (火) 02時50分

イイネボタンて、つけられるのかなぁ?

投稿: おまつ | 2011年8月24日 (水) 06時13分

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